DNA型検査

軽種馬の正しい血統の保持は、競走馬の改良と競馬の公正確保にとって大切な要件のひとつであり、血統登録のための親子判定及び個体識別の方法としてDNAを応用しています。
馬の血液又は毛根を検体として、抽出したDNAをPCR法で増幅し、電気泳動によってDNA型を分類しています。
この検査にはマーカーとして、2塩基又は3塩基の繰り返し配列のマイクロサテライトDNAを利用し、国際動物遺伝学会で定められた12種類の国際最少標準マーカーを含めた合計18マーカーによる検査を行っています。